マルチメディア検定ベーシックは転職で有利になるのか?

出典元:ゲッティ・イメージズ・セールス・ジャパン合同会社

マルチメディア検定ベーシックに合格すれば、転職活動が有利になるのか知りたい方も多いでしょう。実際に資格取得挑戦者の中には、知識を高めるために合格を目指す人もいますが、転職など、自分のキャリアを伸ばすために挑戦する方もいます。そこで、今回はマルチメディア検定ベーシック合格が転職に有利になるのかご紹介するので、転職のために取得を検討している人は参考にして下さい。

マルチメディア検定ベーシックとは?

転職を有利に進めるために、マルチメディア検定ベーシックの取得を検討している人の中には、まだマルチメディア検定ベーシックの勉強をはじめておらず、概要についても知らないという方もいるのではないでしょうか。そこで、まずはマルチメディア検定ベーシックの概要をご説明します。

マルチメディア検定ベーシックとはどのような資格なのか?

マルチメディア検定ベーシックは、ビジネスにおけるマルチメディアやICTの基礎知識を測ることを目的にCG-ARTSによって実施されています。想定職種はビジネスパーソンとなっており、多くの人が受験できる試験です。マルチメディア検定ベーシックに合格すれば、その知識をマルチメディア関連の情報技術分野やWEBなどのコンテンツ制作分野、ビジネス全般に活かすことができます。

出題形式

出題形式はマークシート形式です。複数の設問から正しい選択肢を選んで解答します。

問題数

問題集は全部で10問です。

試験時間

試験時間は60分となっています。

合格率

2017年後期の合格率は63.4%です。2017年前期は65.6%となっています。年度によって合格率は変動しますが、大体60%〜70%の間を推移しています。

マルチメディア検定ベーシックを取得するメリット

転職を希望する人の中には、マルチメディア検定ベーシックを受けようか迷っている方もいるでしょう。マルチメディア検定ベーシックを取得すれば、数多くのメリットが得られるので、ぜひ挑戦することをおすすめします。

需要が高い

昨今では、さまざまな分野においてデジタル化が促進し、コンピュータやインターネット、マルチメディアを扱う技術は、あらゆる分野で必要なものとなっています。そのため、マルチメディア検定ベーシック合格で得えられる知識は需要が高く、就職や転職などに活かすことができるでしょう。

将来独立も可能

そのほかのメリットとして、独立を目指せられることです。現在、自分のオフィスや自宅でお仕事ができる時代となっています。独立すれば、スケジュールを自由に決められますし、やりたい仕事だけを受注することも可能です。

マルチメディア検定ベーシックで問われる知識が活用できるフリーランス向けのお仕事が数多く存在しており、マルチメディア検定ベーシックを取得すれば、独立して自分でお仕事をしていくこともできます。そのため、転職希望者だけでなく、フリーランスへの転身を目指す人にもおすすめできる資格となっています。

サイト構築のリーダーとして活躍できる!

マルチメディア検定ベーシックを取得することでサイト構築のリーダーとして活躍できる場面が増えます。マルチメディア検定ベーシックの出題範囲の中にコンテンツ制作があります。コンテンツ制作ではサイト構築や運営、プログラミングの知識が問われます。そのため、もしマルチメディア検定ベーシックを取得すれば、コンテンツ制作の知識があるので、リーダーとして頼られる立場に身を置くことができるでしょう。

気になる転職時における評価は?

このように、マルチメディア検定ベーシックには数多くのメリットがありますが、転職時にはどのような評価を得ることができるのでしょうか。さっそく転職時における評価を見ていきましょう。

スキルがあることをアピールできる

マルチメディア検定ベーシックを取得していれば、転職活動時に企業へ自分はマルチメディアやICTに関する知識がある人材であることをアピールすることができます。マルチメディア検定ベーシックに合格していない人の中には、マルチメディアやICTに関する深い知識がある転職希望者もいます。しかし、転職活動時に資格がないので客観的に自分の技術を証明することはできません。

一方、マルチメディア検定ベーシックに合格している転職希望者は、履歴書の資格欄にマルチメディア検定ベーシックに合格していることを記載できますし、認定証を見せることができるので、資格がない人よりも自分のスキルを証明しやすいです。企業側は認定を受けている転職希望者に関しては、簡単にどのぐらいスキルがあるのか把握できるので、技術力が欲しい企業から一定の評価を受けることができるでしょう。

努力を評価!

マルチメディア検定ベーシックは合格率が6割を超えますが、勉強せずに合格できる資格ではありません。合格するためには、勉強など努力をして知識を高める必要があります。努力ができる転職希望者は採用した後も会社の中で頑張ってくれる可能性があるので、努力できるという点に一定の評価を与える企業もあります。

転職時に活かしたいなら、エキスパートも合格するべき

マルチメディア検定ベーシックよりも転職活動を有利に進められる資格があります。それは、エキスパートです。そのため、転職をもっと有利に進めたいのであれば、エキスパートの取得をおすすめします。

エキスパートは合格率がベーシックよりも低く、出題される問題も応用問題が中心となるため、合格難易度が上昇します。合格できる人が少ない分、取得している人は希少価値が高い人材になります。さらに、マルチメディア検定ベーシック取得者よりも高い技術力が証明されるので、転職活動をする際にエキスパートを取得していれば、転職を有利に進められる可能性があります。そのため、転職希望者はマルチメディア検定ベーシックに合格できたら、エキスパートへの挑戦も検討しましょう。

資格を取得したらフリーランスとして活躍するのも一つの手!

マルチメディア検定ベーシックを取得したら、転職ではなくフリーランスに転身するという方法もあります。フリーランスに転身しようと思われている方の中には、安定して案件を受注できるかどうか不安な方もいるのではないでしょうか。その不安を少なくしてくれるサービスとして、PROsheetLancersTopを挙げることができます。

PROsheetLancersTopは案件紹介サイトです。つまり、利用すれば飛び込み営業や電話営業をしなくても案件を受注できます。紹介されている案件の数も多いので、利用すれば安定して案件を受注できるでしょう。

まとめ

マルチメディア検定ベーシックに合格すれば、転職活動時に一定の評価を得られます。しかし、転職の成功を約束する資格ではありません。また、取得しただけですべての企業から内定をもらえるということもありません。しかし、転職希望者が取得することで、転職活動時に資格が武器となるので、転職希望者がマルチメディア検定ベーシックを取得することにメリットがあるでしょう。