難易度が大幅に上がる色彩検定1級

出典元:株式会社アマナイメージズ

色彩検定でもっとも難易度が高い階級は1級です。難易度が高く、取得できる人は少ないので、合格すれば、就職や転職を有利に進められるなどのメリットがあります。

これから色彩検定1級に挑戦することを検討している人の中には、どのぐらい難易度が高いのか知っておきたい方もいるのではないでしょうか。今回は色彩検定1級の難易度をご紹介します。

色彩検定1級は高難易度

色彩検定は色彩検定協会が実施する試験で、公益社団法人なため、取得すれば公的資格として扱われます。難易度は3段階にわかれており、色彩検定1級は難易度がもっとも高くなっています。

色彩検定2級・3級試験との違い

色彩検定1級の難易度が高い理由は、色彩検定2級や3級との違いを見れば容易に把握できるでしょう。

試験が1次と2次に分かれる

色彩検定1級は、1次試験と2次試験に分かれて実施されます。2級・3級では2次試験がないため、その点で大きな違いがあります。2段階選抜方式を採用していて、1次試験に合格できた人だけが、2次試験に挑戦することができます。

2次試験は出題形式も大きく異なる

2次試験では出題形式も異なるため、難易度が高くなる理由です。1次試験では、1部記述があるものの、マークシート方式が採用されています。しかし、2次試験は完全に記述式で、自分で記述して解答しなければなりません。

2次試験は実技試験がある

また、2次試験ではペーパーテストだけでなく、実技試験もあります。実技試験では、カラーカードを用いて、テスト用紙に切り貼りします。実技試験があることも難易度が高いと言われる理由のひとつです。

試験自体が年1回のみ

色彩検定1級では2級・3級とは異なり、年に1度しか試験が実施されません。実施される日にちは、大体11月頃です。

試験の実施回数が少ないため、もし不合格になったら、来年度の実施日まで待たなければなりません。また、回数が少ないことで、挑戦できるチャンスも少なくなるので、実施回数が少ないことも、難易度を高めている理由のひとつです。

気になる色彩検定1級の合格率

色彩検定1級の平均合格率は大体25%から30%ぐらいです。簡単に言えば、100人受験して、70人ぐらいは不合格になります。ちなみに、2017年度に実施された色彩検定1級では、1,689人が受験して、合格率は35.6%でした。

合格率からも色彩検定1級の合格難易度が非常に高いことが予想できます。難易度が下がるほかの階級では、平均合格率は50%を超えており、色彩検定1級は格段に難易度が上がることが理解できるでしょう。

試験の合格基準はおよそ7割

色彩検定1級の合格基準は、7割正解することです。この合格基準は色彩検定すべての階級で共通しています。もちろん、出題される問題の難易度は高くなるので、色彩検定1級のほうが7割正解することが難しくなります。難しい問題を7割も正解しなければならないので、難易度が高いことが伺えます。

しかし、70%正解すれば、必ず合格できるというわけではありません。あくまでも目安として把握するようにしましょう。

合格に必要な勉強時間の目安

色彩検定1級は難易度が高く、合格するためには学習が必要であることを理解できた人もいるのではないでしょうか。勉強を開始する前に気になることのひとつとして、合格までの勉強時間の目安を挙げることができます。では実際に試験日まで、どのぐらいの勉強時間を確保すれば合格に近づくことができるのでしょうか。

これだけ勉強すれば合格することができると言える勉強時間の目安をご紹介することは難しいですが、合格した人の多くは、毎日30分以上は勉強時間を確保しています。

勉強時間の目安は、試験までの日数によっても異なります。例えば、3ヶ月前から勉強を開始する人と、半年前から学習する人では、試験までの日数が違うため、日数が少ない人は、1日に確保する勉強時間を多めに取らなければなりません。また、すでに習得している知識によって、必要な学習量も異なるため、合格までに必要な時間を逆算して算出することをおすすめします。

難易度が高いので、合格するためには、勉強時間の目安だけでなく、しっかりとスケジュールを立てることをおすすめします。

色彩検定1級は毎年、大体11月頃に実施されます。難易度が高いため、実施月の3ヶ月前の9月頃から基礎知識を習得するための学習を開始します。10月には問題集を解き、試験1週間前には、模擬試験を受けるようにします。このようにスケジュールを立てることで、合格できる可能性を高めることができるでしょう。

まとめ

色彩検定1級は難易度が高い試験です。しかし、概要を知り、スケジュールを立てて勉強することで、難易度が高くても、合格することができるでしょう。特に10月は試験日まで2ヶ月を切ります。難易度が高い色彩検定1級は社会人などでも挑戦する人が多いので、1日の大半を勉強時間に割けない人もいますが、できるだけ学習できる時間を確保することをおすすめします。

難易度が高いため、テキストや問題集を使った学習は必須です。現在では書店やネットなどでも色彩検定1級の参考書が販売されているので、できるだけ購入をするようにしましょう。