システム監査技術者試験に独学で挑戦するための対策方法

出典元:株式会社アマナイメージズ

エンジニアにとって資格は必ず必要ということはありません。実際に資格を持たない人でもエンジニアとして働いている人もいます。しかし、資格を取得することで、有利に転職ができたり、人事からの評価を高められたりするメリットがあります。そのため、エンジニアの中には資格取得を目指す人は少なくありません。

IT系の資格には数多くの種類がありますが、その中のひとつにシステム監査技術者を挙げることができます。実際にシステム監査技術者試験に挑戦しようと考えている人もいるのではないでしょうか。

システム監査技術者試験は難易度が高いので、独学をする必要があります。今回、システム監査技術者試験に独学で合格するための対策方法をご紹介するので、興味のある人はチェックして下さい。

情報処理試験で、最も難易度が高いレベルのシステム監査技術者試験

システム監査技術者は情報処理推進機構が実施している試験のひとつです。情報処理推進機構では、各試験に1〜4までのスキルレベルを割り当てています。難易度は1がもっとも低く、4が最高難易度になりますが、システム監査技術者はスキルレベルが4に設定されています。また、スキルレベル4に設定されているそのほかの資格よりも難易度が高く、システム監査技術者試験に合格するためには、長い間独学をして知識を身に付けることが求められます。

4つに分かれるシステム監査技術者試験の概要

独学で挑戦するための対策方法を知る前に、まずはシステム監査技術者の概要をご説明します。

午前Ⅰは高度情報処理の知識が問われる

午前Ⅰでは、主に高度情報処理の知識が問われます。出題数は30問で、出題形式は四肢択一式です。

午前Ⅱはシステム監査の知識が問われる

午前Ⅱでは、システム監査の知識が問われます。出題数は25問で、午前Ⅰと同様に四肢択一式が採用されています。

午後Ⅰは選択した問題を記述式で答える

午後試験になると、出題形式が大きく変わります。午後Ⅰの出題形式は記述式になります。出題数は3問で、その中で2問選択して解答します。

午後Ⅱはここまでの知識を活用した小論文

午後Ⅱは論述式で問題が出題されます。システム監査技術者試験の中で、もっとも難易度が高いのが午後Ⅱの論文試験です。出題数は2問で、その中で1問選択して論述します。

気になるシステム監査技術者試験の合格率は?

システム監査技術者の平均合格率は、約15%前後となっています。情報処理推進機構によれば、平成29年度のシステム監査技術者の合格率は、15.1%でした。20%を下回っているので、難易度が高い試験と言えます。

独学でシステム監査技術者に受かるために

では、独学でシステム監査技術に合格するためには、どのように対策をしていけばいいのでしょうか。ほかの学習方法とは異なり、独学は教えてくれる人がいません。また、参考書なども自分で用意して独学しなければなりません。

ほかの学習方法に比べて独学で合格する難易度は高いですが、独学でシステム監査技術者に受かるための対策方法を知っておけば、合格を目指すことはできるでしょう。

午後Ⅰまでは過去問+テキストで対策

午後Ⅰは、基本的に過去問とテキストを使用して独学を進めていくことになります。過去問やテキストは書店で売られているので、独学の中で活用することは容易です。

また、午後Ⅰの問題は過去問が使い回さることもあるので、過去問を使って独学すれば、効率的に学習を進められます。

小論文対策は、まず文章構成の技法を学習する

システム監査技術者試験では論述形式の問題が出題されますので、独学の中で小論文対策をすることをおすすめします。小論文を書くためには、文章構成の技法なども独学しておくといいでしょう。

また、論文対策の書籍も数多くあるので、下記のようなものを使用して独学すれば、論文対策ができます。

システム監査技術者合格論文の書き方事例集 第5版 (合格論文シリーズ)

PCではなく手を動かして書くこと

独学にパソコンを使用して論文対策をする人もいますが、当日のシステム監査技術者試験では、答案用紙に論文を記述することになります。そのため、パソコンに打ち込むのではなく、鉛筆で紙に書いて論文対策をすることをおすすめします。

システム監査技術者午後Ⅱの試験は120分設けられていますが、文字を紙に書いていると、すぐに120分経過します。独学の際に本番のような環境で行わないと、当日時間切れになる可能性もあるので、手を動かして書くことをおすすめします。

まとめ

たしかに、システム監査技術者の試験は簡単ではありません。しかし、実際に独学で合格しているエンジニアは少なくないでしょう。効率的な対策方法を知った上で独学をスタートさせることで、合格ハードルを下げることができるので、今回ご紹介した独学で挑戦するための対策方法を参考に、合格するための独学を開始してみてはいかがでしょうか。