プロジェクトマネージャ試験は難しい?合格率や突破方法紹介!

出典元:株式会社アマナイメージズ

情報処理技術者試験の中にはプロジェクトマネージャ試験がありますが、これから資格取得のために受験しようと考えている方もいるのではないでしょうか。プロジェクトマネージャ試験は難易度が高く合格率が低いと言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?今回は合格率や試験に突破するための方法についてご紹介します。

プロジェクトマネージャ試験の合格点と合格率の推移

プロジェクトマネージャ試験は高難度で合格率が低いのが特徴的ですが、合格率と合格点は具体的にどのくらいなのでしょうか。

合格点

プロジェクトマネージャ試験は午前I・Ⅱ、午後I・Ⅱの4種類に分かれています。では、合格点はそれぞれどのようになっているのでしょうか。

・午前I~午後Iまで
午前I~午後Iまでは100点満点中60点以上で合格です。

・午後Ⅱ
プロジェクトマネージャ試験の午前Ⅱの合格基準はAランク以上となっており、B、C、Dの結果の人は不合格となります。特に午後Ⅱの合格率は低く、難易度が高いのが特徴的です。

合格率

年度 応募者数 受験者数 合格者数 合格率(受験者比) 合格率(応募者比)
平成21年春期 16,241人 9,372人 1,187人 12.7% 7.3%
平成22年春期 19,877人 12,463人 1,613人 12.9% 8.1%
平成23年春期 20,459人 12,340人 1,637人 13.3% 8.0%
平成24年春期 19,680人 12,458人 1,628人 13.1% 8.3%
平成25年春期 18,571人 11,850人 1,485人 12.5% 8.0%
平成26年春期 17,584人 10,927人 1,385人 12.7% 7.9%
平成27年春期 17,360人 11,050人 1,485人 13.4% 8.6%
平成28年春期 16,173人 10,263人 1,491人 14.5% 9.2%
平成29年春期 18,291人 11,596人 1,521人 13.1% 8.3%

プロジェクトマネージャ試験の詳細

プロジェクトマネージャ試験は合格率が低いですが、具体的にどのくらいの難易度なのか、受験資格、出題方針と形式についてもチェックしていきましょう。

難易度

情報処理技術者試験には、1レベルから4レベルまでのスキルレベルがあり、4レベルに近づくほど試験の合格率は低くなります。その中でもプロジェクトマネージャ試験は合格率が低いと言われるトップクラスの「レベル4」です。高度区分試験の1つで合格率は15%前後と低めです。

プロジェクトマネージャ試験ほどレベルが高くなると、経験を積んだエンジニアばかりが受験しますが、それでも合格率は低くなっているので、未経験者が合格するためには多くの勉強時間を必要とします。

受験資格

プロジェクトマネージャ試験には特別な受験資格は必要ありません。そのため、今まで実務経験をしたことがないという方でも試験を受けることが可能です。

しかし、プロジェクトマネージャ試験は合格率が低い試験なので、未経験者には少しハードルが高いでしょう。実際にトラブルが起きたときの対処法など実務経験をしていないとわからない問題もたくさん出題されます。プロジェクトマネージャ試験に合格するためには、少しでも実務経験はあった方がいいでしょう。

出題方針と出題形式

プロジェクトマネージャ試験の出題方針と出題形式はそれぞれ異なるので1つひとつ説明してきます。

・午前Ⅰ
プロジェクトマネージャ試験の午前Iは、応用情報技術者試験の午前の部の問題から30問ほど抽出され、制限時間の50分以内に答えなければなりません。合格率が低いだけに、午前Iの部でも合格基準を超えない方はたくさんいます。

・午前Ⅱ
出題形式は多肢選択式となっており、小問形式で合計25問が出題されます。制限時間は40分なのでそれまでにすべての問題を答えるようにしましょう。問題はプロジェクトマネジメント、セキュリティ、開発技術、ソフトウェア開発管理技術、サービスマネジメント、システム企画、法務の7つの分野から出題されます。午前ⅡはIに比べても合格率が低いので、しっかりと勉強して対策をする必要があります。

・午後Ⅰ
出題形式は、記述式で3問の中から2問だけを選択して90分以内に解答します。問題は具体的にプロジェクトの立ち上げ、実行・コントロール、終結などプロジェクトマネージャに必要な知識と応用力だけが出題されます。

・午後Ⅱ
出題形式は論述式で、2問中1問だけを選択し、それぞれ指示に従って文字数が800文字から1600文字の範囲で解答します。最も合格率が低く、論述式なので、実務経験があっても合格できるとは限りません。難易度が高く、読み書きがしっかりとできる能力が必要です。

合格の為のおススメ参考書&勉強方法

合格率の低いプロジェクトマネージャ試験に合格するためには、参考書と勉強方法について考える必要があります。

おススメ参考書

おすすめの参考書は、午前Iから午後Ⅱまでそれぞれ最適なものがあるのでご紹介します。

・午前I:平成29年度【春期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
プロジェクトマネージャ試験の午前Iは、応用情報技術者の午前の部から出題されるため、過去問を集中して解く必要があります。合格率が低い試験ですが、その中でも午前Iは難易度が低めなので、ある程度過去問を勉強すれば合格基準を超えるでしょう。

・午前Ⅱ:2017 徹底解説 プロジェクトマネージャ 本試験問題 (本試験問題シリーズ)
プロジェクトマネージャ試験の午前Ⅱも基本的には反復練習が大切です。公式サイトの過去問で物足りなくなった方は参考書を購入してください。

・午後I:情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2017年版
プロジェクトマネージャ試験の午後Iからは合格率がぐっと下がりますが、理由は文系試験だからです。実務経験があっても文系が苦手なら合格するのは難しいでしょう。参考書にはプロジェクトマネージャ試験の午後Ⅱに適した参考書もあるので参考にしてください。

・午後Ⅱ:プロジェクトマネージャ 合格論文の書き方・事例集 第4版 (論文事例集シリーズ)
プロジェクトマネージャ試験の中でも最も合格率が低い午後Ⅱですが、論文の書き方が湧からない方は、プロジェクトマネージャ試験に向けた論文の書き方が解説されている参考書があるので、つまずいている方は参考にしてください。

勉強方法

合格率の低いプロジェクトマネージャ試験に合格するためには、午前の部はひたすら反復練習をすることが大切です。午後の部は反復練習よりも、読み書きができるように特訓をすることが大切です。しっかりと勉強方法を分かっていれば、独学でも合格できる可能性は十分にあるでしょう。

まとめ

今回はプロジェクトマネージャ試験について話しましたが、合格率は他の試験に比べても高いことが分かったかと思います、これから挑戦をする人は、参考書なども購入して万全な状態でプロジェクトマネージャ試験に挑みましょう。