【ユーザー取材】週3日のCTO フリーランスエンジニア 大野 兼司さん

大野さん

「好きで活きて得意で稼ぐ」を支えるPROsheetブログ。
記念すべき第一回目は、PROsheet運営元のシェアゼロ株式会社のCTOとしても参画、開発されている大野 兼司さん(36)。
大野さんがどのような経緯でエンジニアを志したのか、そして現在のワークスタイル、未来への目線とは?

【学生時代】インターネット、そしてプログラミングとの出会い

大大学に入って初めてパソコンに本格的に触って、それからインターネットに出会いました。
ちょうど1996〜97年ごろで、インターネットが大学に普及し始めた頃だと思うんでよね。
で、
「(周りの人間だけじゃなくて、)同じような趣味を持ってる人たちと交流できる、これは面白い!」
ということで、ハマって。
当時、アナログ回線で接続していて、テレホーダイというNTTのサービスがありましたが、夜の11時から朝の8時まで、毎晩、家で篭ってインターネットやってました。

(当時ハマっていたコンテンツやサイトについて)最初は訳がわからないまま検索エンジンとかを使って、興味のあるワードを入れてたりとか、その後テキストサイトというのが流行っていて、それを見たりとか、後は、アンダーグラウンド系(笑)とか。

そんな感じで自分でいろいろなサイトを見ていたんですが、見てると自分も作りたくなってきました。
で、実際自分でサイトを作って文章書いてみたんですね。
ただ、その内容に対して、「(見ている人たちが)みんなどんなことを思っているのか知りたい、交流したい」と思うようになり、たまたま大学にいたパソコンに詳しい先輩に「掲示板のプログラムってどうやったら手に入りますが?」と聞いたんですね。そしたら「自分で作れ」と。

ということで、まず自分で作ってみようと思ったのですが、結局作れずに昔あったレンタル掲示板とかCGIが配布されてるところでダウンロードしてみて使ってみたりしました。
ただ、やはり自分で作ったほうがいいのかなという思いもあって。以前先輩から言われた「自分で作れ」というのが頭に残っていたんですよね。

じゃあ一度作ってみようということで、掲示板とカウンターとかチャットスクリプトというのを作り始めました。これがプログラミングとの出会いです。

【1st Career】アルバイト・エンジニアから

当時は愛媛にいたんですが、趣味でLinuxやFreeBSDを自分のパソコンにインストールして遊んでました。それが縁で、アルバイトでサーバーを構築しないかという話になり、WEBサーバー、メールサーバー、DBサーバーを構築したのが、一番最初の仕事です。

それまでサーバー構築は趣味でやっていたので、

これが職業になるとは思ってなかったかけど、こういう事をしてお金が貰えるなんてすごいな。こういう職業につけたら楽しいんだろうな。

なんて事を思いましたね。

その延長上で、その後しばらくはアルバイトとしてサーバー屋さんと仕事をしていました。

【2nd Career】未経験のJAVAプログラマーに。

大野さん

アルバイト絡みで付き合いがあった会社に遊びにいったら「履歴書持ってきたのか?」と言われて社員に。
エンジニアとして就職した会社はそこが最初になります。
その会社では、サーバーの構築やセキュリティを勉強させて貰いながらキャリアを積んでいたのですが、ある日突然、別会社に出向することになりました。
「明日からJAVAのプログラマーになって、別の会社に出向へ行け」と。
当時プログラムについては掲示板作れるくらいの状態だったんですけどね。

ただ、出向先で現場の人と現場の上司が言い合いになってるのが聞こえたんです。

「JAVAがちゃんと出来るエンジニアが来るんじゃなかったんですか?」

「あ、俺の事だ。」と思って。

ただ、現場の人はそこでは文句を行ってたけど、仕事始めるときはちゃんと暖かく迎えてもらいました(笑)

しかし、これやばいな、と。これはぼんやりしてたらヤバイなと。と当然焦りました。
そんなわけで、出向帰りに本屋に寄って、JAVAやPostgreSQLの本を買って、家で必死に勉強をしました。

【3rd Career】リアルワールドの創業に参加

その後は香川のWEB系の開発会社に転職して、そこでは主に東京の仕事を受けて開発をしていました。
その頃からPHPやMySQLの仕事をしていました。
24〜5歳の頃です。
そしてその会社のお客様だったのが、後のリアルワールド社長になる菊池さんでした。(当時はサイバーエージェントの社員)
それがきっかけで、リアルワールドの創業に参加することになりました。

リアルワールドでは自社サービスの開発・運営をしていました。
自社サービス開発の楽しさもあったし、自分がやったらやっただけで成果が出る、失敗したら失敗したで数字で出ちゃうし、人が増えたとか、売上上がったというのがダイレクトに見えるのは非常に面白かったです。

大野さんがリアルワールド在籍時に手がけたサイト
大野さん制作サイト
げん玉
会員制のポイントサービスサイト。提携サービスの利用やゲーム参加等でポイントが貯まり、WEBマネー等に変換できる。
会員数370万人。

フリーランスへ、そして週2日〜という働き方について

その後フリーになったのですが、働き方は徐々に変えてきました。
受託開発して家に持って帰って提出して、打ち合わせして、持ち帰ってってなると、会社とのすり合わせが上手くいかないんですね。
持ち帰ってやるより社員だった頃に現場で働くほうがスピード早かったんです。

そこで、

「週3とかなら現地で社員みたいな形で働くのもいいな、話を聞きながら開発するってのは結構いいかもしれない。」

と思って、リアルワードさんとかジモティさんなどで、週2〜3で入って稼働させてもらいました。

複数の自社サービスを運営してるところは、技術面も魅力的だし、その会社がどういう思いを持ってサービス運営してるかっていうところも魅力的で。気持ちの面でも学ぶところが多いんです。

で、そういう部分を見ようと思ったら中に入って、話をしてって聞かないとわからないんです。

シェアゼロにCTOとしてJoinした理由

大野さん

こういういい働き方があるのなら、他の人にもしてもらいたいし、自分が仕事がなくなった時にもそういう生き方を維持できる仕組みがあると自分も嬉しい

という思いがあってJoinしました。

週5で働いているエンジニアの中には、疲れてやめちゃう人もいると思います。そんななかで自分に合わせた形で週3、週4で働けるともっとエンジニアがこの業界から抜けていくことがなくなっていくんじゃないかな、健康的に働けるかな。と思っています。

未来の自分。5年、10年、20年後について

今、個人でWEBサービスを運営したりしています。ある程度売上があがったこともあり、このサービスを譲渡するという話をしています。
そのなかで、サービスを作り上げてある程度売上がある状態まで持っていくとなると、制作会社側からすると作るリソースがない。モノの影や形がないとそこまで頑張れない、という話があったんですね。

私の場合は、ある程度作ってちょっと運営してちょっと売上が上がると飽きちゃう。
であれば、自分が作ったものを制作会社さんに生活に足しになるように譲渡して運営してもらう形で、どんどん新しく作って渡して、っていう流れができればいいな、そういう自分らしいエンジニアとしてのモデルができればいいなと思っています。

そういうモデルで周りが金持ちになってほしいし、自分もそれで恩恵を受けたいなと思っています。

大野さんの運営サイト:有価証券報告書速報
有価証券報告書速報有価証券報告書速報
アクセス数等: PV 200,000/月・UU 10,000/月
開発をはじめたのは「株をやっていないと経済のことわからないよ」と言われたことがきっかけでした。じゃ、株をやっている人達はどのような情報をみているのだろう、と言う興味からはじめました。結局株をやることはありませんでしたが。
ただ、データを見ていく上でどの会社とどの会社がやりとりあって、どう繋がっているか、それを可視化できれば面白いだろう、といったことや、この大量な情報から特定の情報を見つけ出しやすくしたい、といった所で機能の追加を進めて今に至ります。

これからPROsheetを通じて働くエンジニアの皆さんへメッセージを

大野さん
外に出ることがない、別業界の人と繋がることがないエンジニアの方が多いと思うので、
選択肢を増やしていって、複数のしごとを通じて視野を広げてもらいたいなと思っています。

「好きで活きて得意で稼ぐ」を支える。週2回の開発・デザインディレクションお仕事紹介

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