基本情報技術者試験の難易度はどのくらい?合格者直伝の試験対策法をご紹介

出典元:株式会社アマナイメージズ

IT企業に就職するにあたり取得必須の資格になりつつある基本情報技術者試験の難易度と試験を合格するために効果的な勉強方法を紹介します。
合格者には勉強方法に一定の法則があります。その方法を繰り返し学習することで最短で試験に合格することも可能です。
将来的に更に上位資格を取得していきたい方にとっても必須の基本情報技術者試験の難易度と勉強方法を紹介します。

基本情報技術者試験とは?

基本情報技術者試験は経済産業省が主催する国家資格の「情報処理技術者試験」の一区分でスキルレベル2の資格です。
IT業界に就職する際も評価対象になる資格でもあり、試験合格が昇進条件となっていたり、合格者手当がついたりする企業もあります。

試験は毎年4月と10月に1回ずつの計2回開催されており、申し込み期限は試験当日の約2ヶ月前までになっています。
受験料は5700円で、合格発表は試験の約1ヶ月後にIPA公式サイトにて発表されます。

解答形式や合格率、難易度は?

基本情報技術者試験は午前、午後共に全問マーク形式になっており、150分ずつの試験で60%の正答率で合格になります。
試験の合格率は大体25%前後で受験者の4人に1人が受かるくらいのレベルになっています。
情報処理技術者試験制度のスキルレベル2でプログラミング未経験の文系学生や社会人でもしっかり勉強すれば合格可能な難易度になっています。

ただしスキルレベル1のITパスポートよりも難易度が高く覚えなければならない情報量も多いので、初学者は特に早い段階から学習を始めることをおすすめします。

試験に合格するための大まかな勉強時間の目安は150時間〜200時間前後で1日に2時間程度を目安に3ヶ月〜6ヶ月位を目処に勉強すると良いでしょう。
短期で集中的に勉強できる環境にある方は試験の1ヶ月前から集中的に学習するのもおすすめです。

基本情報技術者試験に合格した人の午前試験の勉強法

基本情報技術者試験に合格した人に共通する勉強方法を紹介します。
もちろん独自の方法で学習するのも良いですが、合格者には共通する勉強パターンがあるので、参考にしてみてください。

基本情報技術者試験の午前試験の勉強方法は以下の流れになります。

1. 自分の読みやすい参考書を読む
2. 分からないポイントや不得意な点を確認する
3. 再度参考書を読む
4. 過去問を解く

自分の読みやすい参考書を読む

参考書は内容にほとんど違いがないので自分が分かりやすいものを選択すればOKです。
もっともメジャーな参考書は「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成30年度」です。
また「平成30年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室」も人気の参考書になっています。

まずは試験のポイントや概要を掴むためにも一通り通して読みましょう。はじめて読む時は理解できないポイントなどをチェックしておいて、何が分からなかったのかを明確にしておきましょう。

参考書:「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成30年度

参考書:「平成30年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室

分からないポイントや不得意な点を確認する

参考書を一通り流し読みした際にチェックしておいた不明点を理解していきます。
分からない点はこの段階で学習し内容を把握しておきましょう。
ここでは参考書の内容を暗記する必要はありません。目的は試験内容をイメージできるようにしておくことです。

再度参考書を読む

不明な点の理解ができたところでもう一度参考書を読み直していきましょう。
参考書を読みつつ分からない点を克服していきます。
この時点で分からないポイントが見つかった場合は随時、理解できるように学習してください。
あくまでも暗記するのではなく内容を理解できるようにしておきましょう。

過去問を解く

最後に過去問を沢山解いていきましょう。
過去問は過去5年分くらいを目安に解いていくのがおすすめです。
一度に解く量はあなたが勉強に割ける時間の中で調整すれば問題ありません。
基本情報技術者試験は過去問の使い回しが非常に多い試験なので過去5年分位の問題を解くことによって試験の合格率も相対的にアップします。

過去問を参照するのに便利なサイトは以下の2つです。

公式サイト過去問集:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_mondai.html

基本情報技術者試験ドットコム:http://www.fe-siken.com/fekakomon.php

基本情報技術者試験に合格した人の午後試験の勉強法

基本情報技術者試験の午後試験に効果的な勉強方法は以下のようになります。

1. 選択問題を決める
2. プログラム問題を理解する
3. 過去問を解く

なお、基本情報技術者試験の午後試験は計7問を2時間半で解答しなければならないため、時間配分がポイントになってきます。
事前に戦略を立てて勉強を進めていきましょう。

選択問題を決める

午後試験は以下の項目の中から課題を選択して試験を行います。
選択可能なのは2〜7までの6項目から4つと9〜13までのプログラム問題から1つの計5つの小課題を選択することになります。

1. 情報セキュリティ
2. ハードウェア、離散数学
3. データベース(SQL)
4. ネットワーク
5. ソフトウェア開発
6. プロジェクトマネジメント
7. OR/IE、システム戦略
8. データ構造とアルゴリズム
9. C
10. COBOL
11. Java
12. アセンブラ
13. 表計算

プログラミングの知識に自信のない方にとって午後試験は難易度が高いので2〜7までの選択問題で選ぶ4つの問題の内2つを「プロジェクトマネジメント」と「OR/IE、システム戦略」にすることをおすすめします。
この2つの課題は技術力のない人でも理解しやすいので、勉強量を極力少なくすることができます。
残りの2つは過去問を解いていく中で得意な課題を選択すればOKです。

プログラミング選択問題

プログラミングの選択問題は以下の5つの中から選べるようになっています。

1. C
2. COBOL
3. Java
4. アセンブラ
5. 表計算

自分が得意な言語がある方はもちろんその言語を選択して問題ありませんが、初学者やプログラミング言語に詳しくない方は「表計算」を選択することがおすすめです。

表計算は午前試験では触れられていない分野なので別途学習する必要があります。
おすすめの参考書は「改訂3版 基本情報技術者 らくらく突破 表計算」です。
参考書での学習方法は午前試験と同じように以下の流れで勉強しましょう。

1. 自分の読みやすい参考書を読む
2. 分からないポイントや不得意な点を確認する
3. 再度参考書を読む

参考書:改訂3版 基本情報技術者 らくらく突破 表計算 (情報処理技術者試験)

過去問を解く

最後は午前試験と同じように過去問を解いていきます。
過去問を解く際の参考書は午前問題でも紹介した公式サイトで紹介されている過去問集と基本情報技術者試験ドットコムの過去問集を参考に勉強すると良いでしょう。
午後試験でも過去問が多く出題されるので、なるべく沢山の過去問を解いておくことで試験の合格率を上げることができます。

公式サイト過去問集:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_mondai.html

基本情報技術者試験ドットコム:http://www.fe-siken.com/fekakomon.php

まとめ

基本情報技術者試験の難易度と効果的な勉強方法を紹介しました。
基本的な勉強方法の流れは「参考書を読む」と「過去問を解く」という2つのシンプルな行動になっています。
午後試験は選択問題の選び方がポイントになっているの、試験に合格するためにも自分にとって最善の課題を選ぶようにしましょう。
事前にしっかりと学習しておくことで試験の合格率も上げることができるので、早めに学習をスタートして余裕をもって試験に挑みましょう。