必見!合格者から学ぶ基本情報技術者試験の対策

出典元:株式会社アマナイメージズ

学生や社会人の中でエンジニアを目指している人は、就職や転職をするために基本情報技術者試験に挑戦しようと考えている方もいるのではないでしょうか。今回は基本情報技術者試験対策をご紹介するので、興味のある人はチェックしてみて下さい。

基本情報技術者試験とは?

まず基本情報技術者試験はどのような試験なのかをご紹介します。

概要

基本情報技術者試験は情報処理推進機構(IPA)という独立行政法人が実施しています。情報処理技術者試験のスキル区分2に分類できます。基本情報技術者試験は春期と秋期の2度実施されます。ちなみに、平成29年度の応募者数は114,501名です。

難易度

難易度は高く設定されていません。IPAが実施する中でも比較的簡単と言われています。受験資格はなく、受験者の年齢制限もありませんから、誰でも受験することが可能です。

勉強時間の目安

勉強時間の目安はそれぞれの挑戦者で異なります。まず、今までプログラミング学習など、IT技術に触れたことがない人は、150時間から200時間ぐらいは勉強する必要があります。例えば、1日2時間勉強できる人は、合格に必要な知識を習得するまでに3ヶ月から半年ほどかかります。

一方で、今までプログラミング学習などをしたことがある人は大幅に学習時間を削減することができるでしょう。また、学生は1日の中で勉強できる時間をたくさん確保できるため、3週間勉強して合格してしまう人もいます。

合格率

過去の合格率の平均は大体20%から30%になります。比較的合格率は高くありません。ちなみに平成29年度の合格率は22.1%です。合格率を見ればわかるように、合格するためにはしっかりと対策する必要が求められます。

取得するメリット

基本情報技術者試験は国家資格なので、民間資格に比べて得られるメリットも多いと言われています。これから基本情報技術者試験の受験を検討されている方で、メリットについて知りたい方のために詳しく紹介していきたいと思います。

・企業から高い評価を得られる可能性がある

企業によって異なりますが、中には表彰対象試験や推奨資格として基本情報技術者試験を採用しているところが増えています。実際に基本情報技術者試験の対策をして合格することができたら、合格者に対して一時金を支給するという企業も少なくありません。基本情報技術者試験は、企業によってはとても重視しており、取得することで高い評価が得られる可能性もあるので、取得して損をすることはないでしょう。難易度は高く、対策には時間がかかりますが、興味がある方は取得について検討してください。

・情報学の基礎的な知識を幅広く身につけられる

基本情報技術者試験は、特定のOSやソフトなどに関する知識が出題されるということはありません。基本的に出題される問題はIT現場の第一線で活躍をしている専門家や研究者など約400名の専門的知識を持った人たちが作成しており、あらゆる情報学の基礎が出題されます。情報学について幅広い知識を身につけたい人は基本情報技術者試験の受験を検討するといいでしょう。幅広い知識を身につけることができれば、活躍できる場所も広がるので魅力的です。

基本情報技術者試験の出題傾向

基本情報技術者試験の出題傾向を知ることで、対策に活かすことができるでしょう。基本情報技術者試験の出題傾向は、過去の基本情報技術者試験で出題された問題が数多く登場することです。過去の基本情報技術者試験で出題された問題がそのまま使われることもありますし、ITパスポートや応用情報技術者で出題された問題が使われることもあります。すべての設問の内、過去問の設問が5割から6割も使われることもあり、基本情報技術者試験に合格するために過去問を解くことは必須と言えます。

基本情報技術者試験合格に向けた具体的な対策は?

基本情報技術者試験に合格するためには対策をすることは必須です。午前と午後で対策方法が異なるので、対策方法を別々にご説明します。

基本情報技術者試験の午前対策

参考書を読んで対策をする

基本情報技術者試験の午前対策は参考書を積極的に活用することをおすすめします。参考書で対策をすることで、基本情報技術者試験合格に必要な基礎知識を習得することができます。そのため、特に初学者は参考書から対策を進めたほうがいいでしょう。

参考書はできるだけ複数回読むようにしましょう。1回目参考書を読む時は、軽く内容を掴む程度にとどめます。はじめからすべてを理解するように読むと学習効率が低下するので、初学者の中には挫折してしまう人も少なくありません。2回目以降からはできるだけ参考書に書かれている内容を理解して読むようにしましょう。

過去問を解いて対策

基本情報技術者試験の出題傾向でも述べたとおり、基本情報技術者試験の午前は過去問から問題が出題されることがとても多いです。そのため、過去問を解いて対策をし、間違えたところは復習をすることで十分に午前試験対策をすることができるでしょう。

過去問は情報処理推進機構のホームページからダウンロードすることもできますが、1つ1つの問題の解説が十分ではないため、できるだけ過去問題集で対策することをおすすめします。

基本情報技術者試験の午後対策

基本情報技術者試験の午後試験では情報セキュリティ、データ構造とアルゴリズムに加えて、選択問題とプログラミング問題が出題されます。

対策する前に解答する分野とプログラミング言語を選択する

まず、基本情報技術者試験午後対策をする前に、解答するテーマとプログラミングを選択する必要があります。選択問題は、「ハードウェア、離散数学」、「データベース」、「ネットワーク」、「ソフトウェア開発」、「プロジェクトマネジメント」、「OR/IE、システム戦略」の6つの中から4つ選択する必要があります。

また、プログラミングに関してもC、COBOL、Java、アセンブラ、表計算の5つの中から1つ選択可能です。基本的には自分が解答するテーマとプログラミング言語を選択して対策を始めますので、午後対策の前にまずは何を解答するのか選ぶようにして下さい。

過去問を使って対策をする

自分が選択する分野やプログラミング言語を選ぶことができたら、過去問を使って対策をしていきます。基本情報技術者試験の午後試験で出題される問題は午前対策で得た知識を使って解答することが可能です。そのため、午前対策のように参考書を使わなくても過去問から対策をしていけば、合格点数を叩き出すことができるでしょう。

合格者の勉強スケジュール

すでに基本情報技術者試験に合格した人は、どのような勉強スケジュールで対策に取り組み合格できたのでしょうか。ここでは、ステップごとに詳しく合格者の勉強スケジュールをご説明します。

ステップ1:概要を掴む(使う時間は約1週間)

まず、はじめは基本情報技術者試験の概要を掴みましょう。基本情報技術者試験の概要を掴む時は対策本などを活用すると効率的です。大体1週間を目安に概要を把握することをおすすめします。

ステップ2:午前の過去問を解く(使う時間は約2週間)

基本情報技術者試験の概要を把握できたら、次は午前の過去問を解いて対策をしていきます。解説を読んでも理解できない場合、対策本に立ち返って理解するまで対策本を読み返しましょう。ステップ2で使う時間は約2週間程度です。

ステップ3:もう1度午前の過去問を解く(使う時間は約1週間)

もう1度過去問を解きます。このステップには約1週間かかるでしょう。

ステップ4:総仕上げでさらに午前の過去問を解く(使う時間は約3日)

総仕上げとして3回目の午前の過去問に挑戦します。大体過去問を3回解けば、午前はしっかりと対策ができるでしょう。

ステップ5:午後対策を開始する(使う時間は約1.5週間)

ステップ5から午後対策をしていきます。午後対策には過去問を使いましょう。午前対策と同様に、間違えた問題は解説で理解するようにしましょう。ステップ5は約1.5週間かけて行うようにして下さい。

ステップ6:午後の過去問でわからなかったところだけを解く(使う時間は約1週間)

ステップ5で午後の過去問を解き、その時に間違えた問題、わからなかった問題をステップ6でもう1度解き直します。

ステップ7:総復習(使う時間は約1週間)

最後のステップ7では、総チェックを行いましょう。自信がない分野を見返したり、間違えた問題を解き直したりして総復習をして下さい。

試験直前の準備

良い状態で基本情報技術者試験に挑むために、試験直前はどのような準備をすればいいのか把握しておいたほうがいいでしょう。

前日の過ごし方

基本情報技術者試験の前日は、苦手分野など不安な箇所を集中的に対策します。また、バランスの良い食事や良質な睡眠など、お体にも配慮して過ごすことをおすすめします。

当日の過ごし方

当日は基本情報技術者試験に遅れないように起床します。また、受験票や時計、文房具など基本情報技術者試験本番に必要なものを持って会場に行きましょう。

基本情報技術者試験対策におすすめの参考書

基本情報技術者試験対策に参考書を使う方も多くいるのではないでしょうか。ここでは、基本情報技術者試験対策におすすめの参考書をピックアップしますので、まだ対策するための参考書を購入していない人はチェックして下さい。

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者

キタミ式は基本情報技術者試験対策ができる参考書として有名です。イラストで基本情報技術者試験合格に必要な知識を紹介してくれるので、初学者でも対策しやすくなっています。また、練習問題も収録されているので、問題を解いて対策もできる参考書です。

イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生の基本情報技術者教室

本書は、基本情報技術者試験に出題される広大な範囲の中から、出やすい部分をピックアップして解説してくれるため、効率的に対策ができるようになっています。また、難しい内容は例え話を用い、わかりやすく解説してくれるので、スムーズに対策をしていくことができるでしょう。

平成30年度【春期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

基本情報技術者試験の過去問を解く時は本書がおすすめです。本書には充実した解説が収録されており、間違えた問題も解説を読んで理解できるので、対策効率をアップさせられます。14回分の過去問が収録されているため、本書を手に取れば多くの過去問に取り組むことができるでしょう。

資格を取得したら、腕試しをしてみませんか?

対策をして無事、基本情報技術者試験に合格した人は、PROsheetやLancersTopを活用して腕試しをしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。IT技術者の多くがPROsheetやLancersTopを活用していますが、人気の理由についてまずは説明します。

PROsheetが人気の理由は、週2日から好きな案件にチャレンジできるからです。自分の生活リズムに合わせて仕事ができるので、ダブルワークなどをしている方でも始めやすいサービスとなっています。例えば、今はサラリーマンだけど、最終的にはフリーラン1本で活動したいと思っている方は、PROsheetから始めることをオススメします。

LancersTopは週5日からとなるので、自由はあまり利きませんが、最低単価が保証されていたり、優良案件しかなかったりと安心して仕事に取り組めるのが特徴的です。専門的知識がある方で、これからフリーランス一本で活躍をしたいと思っている方にはオススメのサービスとなっています。

まとめ

基本情報技術者試験はものすごく難易度が高いということはなく、対策をすることで合格できます。今回、ご紹介した基本情報技術者試験の対策方法を参考にして、さっそく対策をスタートさせてみてはいかがでしょうか。