【イベントレポ】Lean UX――リーン思考によるユーザエクスペリエンス・デザイン』刊行記念セミナー

LeanUX
Lean UX ―リーン思考によるユーザエクスペリエンス・デザイン (THE LEAN SERIES) LeanUX

『Lean UX――リーン思考によるユーザエクスペリエンス・デザイン』刊行記念セミナー at GREE に参加してきました。

書籍の方はまだ未読ではありましたが(すいません・・・)、大変刺激になる内容でした。

こういうイベントのレポートは非常に苦手なのですが、拙いながらまとめてみました。

セッション1「Lean Startupの実践と難しさについて」

一人目のスピーカーは工藤博樹氏(MerryBiz/LSM Tokyo)
MerryBizというご自分の会社を経営する傍ら、LSM(Lean Startup Machine) TokyoというLeanStartupに関するワークショップの日本のオーガナイザーでもあります。

デザイナーではなく、経営やプロダクトマネージャーとしての立場から「LeanStartup」、「LeanUX」をどう実践しているのか、ということを語っていらっしゃいました。

「そもそもLeanStartUpとはなんぞや」
ということについても説明されていたんですが、

「長い期間をかけてプロダクトをローンチしてみたら、実は誰も使いませんでした、買いませんでしたという失敗を防ぐためにリスクマネージしようというもの」

というもの。

ぶっちゃけていうと

UX云々以前に、リーンスタートアップについてもなんとなーくしかわかってなかった私みたいな人間にとって、こういう”前提”のお話についてワークショップ(LSM(Lean Startup Machine) Tokyo)での内容を紹介しながら詳しく解説してくださったのはありがたかったです(笑)

MerryBiz

MerryBizのWebサイト。初期のデザインは楽しくやってくれることを期待をもってくれると思って、やわらかいイメージだったが、安心信頼というのが大事というのがいろんな話を聞くにつれてわかってきて、今は固いイメージになってきているとの事。

また、ご自身の会社のWEBサイトついて、

昔は自分一人でサイトを作っていたが、
今はLeanUXのサイクルで自分たちのチームでやろうとしている。

ただ、本を読んで理解しました。じゃぁ実践しようとするとハードルがあって、
チームメンバーにも共通理解・共通言語化が必要で、それがないとうまくやっていけないということがわかった。
デザイナーやエンジニア等、みんな業務委託の人ばかりで、物理的に離れてて難しかった。なかなか認識が合わない。
コミュニケーションツールを改良し取り入れていって、だんだんとコミュニケーションの齟齬はなくなってきた。

(若干うろ覚えですが、、、)

というLeanUXを実践するにあたり実際にぶち当たった壁についてお話をされていたのが非常に印象に残っています。

セッション2「Lean UX: 組織文化をデザインする」

LeanUX

工藤氏より提供いただきました。ありがとうございます!

続いて二人目、坂田一倫さん(株式会社コンセント ユーザーエクスペリエンスアーキテクト)

「LeanUX」の監訳を担当されていらっしゃいます。

この本について、
これって何の本?どういう目的の本か?と訊かれたとき

個人的には「組織文化をデザインするために作られた本です」と答えているそうです。

企業そして組織文化について、こんな事も仰っていました。

企業の本質は「文化」である。
企業としてどうあるべきか、サービスとしてどうあるべきか。
取り組みとしてどうしたらいいか。

「どのようにつくるか」ではなく、「どのような”もの”をつくるか」。

また、

ヤフーのマリッサ・メイヤーさんがノマド的な働き方を廃止して「物理的に距離を縮めて一緒に仕事をしなさい」といったことによって結果、株価が最大になった例などを上げ、以下のように仰っていました。

  • 物理的に距離を縮めることによって、ランダムにアイデアが生まれやすくなる。
  • 職能が違うとはいえ、それぞれの観点が違うので、それぞれを持ち合って新たな学びが選べる。
  • 個人がチームから独立して働く贅沢は、もう許されない。
  • ユーザーから、そしてメンバーからの「学び」を促進する。
  • Lean UXは学びのエンジンである。

スライドも公開されていらっしゃいます。(すごくわかりやすい!!)

もっとお話を聞いてみたかったです!!

セッション3「すばらしいUXは、どこから生まれる?」

続いて、松井田 彰さん(ednity

創業時よりUIデザイナーとして関わっていらっしゃるプライベートソーシャルネットワークサービス 「ednity」 を例に、以下のようにLeanUXの実践について説明してくださいました。

DesignStudio(Design会議)

Paperプロトタイプ(インターフェースを詳細に、ユーザービリティテストなど)

デザイナー(グラフィック)とエンジニア(プロトタイプ作成)が机並べてやる

プロダクト完成

ユーザーに使ってもらってフィードバックして改善していく。

そして、創造的なチームを作るには、ユーザー体験をメンバーで共有することが大事と仰ってました。
また、社内向けにワークショップをやったりDesignに対する理解を深めることも効果的だそうです。

パネルディスカッション「Lean UX で変わる、変える」

最後に上記3名に加え、GREE株式会社シニアUXデザイナー村越悟さんをモデレーターにパネルディスカッションが行われました。
GREEさんでも実際にLeanUXのプロセスを取り入れており、ブログでも紹介されています。

短い時間ながら濃いディスカッションが行われましたが、

「Designing Culture」というマインドセットをどう組織に根付かせていくか、について主に議論が行われていたかと思います。

非デザイナーに対し「デザイン思考」という意識を根付かせる、ファシリテーション、「場作り」が重要だけど、じゃぁどうすれば良いのか、と。

内容については、もっと詳しい内容についてモデレーターの村越さんがご自身のブログでまとめてくださっていますので、ぜひご一読いただければと思います。

というわけで、短い内容ながらイベントレポをまとめてみました。

こちらのブログがすごくわかりやすくまとめていらっしゃいます。
ユーザに愛されるモノはこう作る! “リーンUX”が導く愛されメソッドまとめ

と、いうワケで(どういうワケだよw)
その後社長に頼んで「LeanUX」を購入して貰いましたが、(笑)
このセミナーを受講したことでより深く内容を理解出来るんじゃないかなと思います。

さて、手前味噌ですが、弊社でもエンジニア限定ではありますが、UI/UXのセミナーを実施します!
ぜひこちらもよろしくお願い致します^^

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