UIとUXの違い、説明できますか?【エンジニアのためのUI/UX講座レポート!】

UI/UX講座

「好きで活きて得意で稼ぐ」PROsheetブログ担当のたぐちです。

さて、今回は、先日開催された、エンジニア出身UI/UXデザイナーが教える超基礎UI Design & UX for ENGINEER【Powered by PROsheet】エンジニア向けのUI/UX講座のレポートをお届けします。
(3/26にUPした記事をリライトしています)

講師紹介

山下一樹さん

講師の山下一樹さんは、独立前にいた大手電機メーカーに入社後8年ほどエンジニアとして働いていた元エンジニア。その後アプリ開発の事業に異動され、CRMの画面設計に携わります。

前職を退職されたのは去年の4月。前職のスキルを活かし、その年の9月には株式会社インパスというUI専門の会社を設立され、iOS等のWEBアプリ開発、WEBサイト制作、プロトタイプの設計、UXのコンサルティングなどを主な事業にされています。

UXって何?

「UX(ユーザーエクスペリエンス)」という概念について、ちゃんと理解しているかというと自信のない人も多いと思います。私自身もその一人です。

山下さんは以下のように私達にわかりやすく説明してくださいました。
(実はISOでも明確に定義されているそうです。知らなかった!笑)

まず、こちらのイラストをご覧ください。

UIとUXの違い

山下さんのスライドより

こちらは、某Q&Aサイトにあった「UI/UXの違いがよくわかりません」という質問に対して、山下さんご自身が回答し、ユーザーから一番好評価を頂いたというイラストです。

イラストにある一連のエピソードにおいて、
「買い方がわからない」「値段がわからない」がUI(ユーザーインターフェース)を表し、
「買えなくてイライラした」「温かった」「もう買わない」と思った体験がUX(ユーザーエクスペリエンス)
を表しています。

このように「UIとUXは混在されがちですが、明確な違いがあります。」と山下さんは言います。

モノより体験

現在は昔のようにモノが売れる時代ではなく、コト(体験)にお金をかける傾向があるそうです。
ここにわかりやすい例を挙げてみましょう。

近年、高機能なデジタルカメラの売り上げが減少しているそうですが、その背景には、スマートフォンの普及が影響しているとも言われています。

高級デジカメからスマートフォンへ

つまり、ユーザーにとっては、カメラが高機能であるかどうかより、スマホで撮ってすぐに送れたりシェアしたりという体験そのものが重要なんだそうです。

また、実際にリーマンショック以降のあるアンケートでは、モノより「趣味・旅行・外食」といった自分の経験や体験にお金を使うようになったという結果も。

「そういったこと(モノより体験)にITもフォーカスしていかないといけない」と山下さんは言います。

UXにおける「時間の流れ」とは?

UI/UXセミナー

またUXにおいては、一連の時間の流れを定義することが大事です。

「体験の前も重要です。」と山下さんは言いますが、これはいったいどういう事でしょうか?

例えば、皆さんよくご存知の「アップル製品の開封の儀」や、「お店の前の行列」。

実はこれも予期的体験といって一つのUXの始まりなんだそうです。そして使った後も、「昔こんなコトもあったね、楽しかったね」と思い出として残る、これも一連の流れとして「体験」の定義になります。

即ち「触れる前から思い出までのストーリー」が良ければ、このサービスはUXがとても高かったということになるんだそうです。
つまりプロダクトやサービスに関わるユーザー自身の「体験」がとても重要な意味を持つんですね。

そして、UXを上げるためには、視覚や聴覚といった「人間の五感」を全て刺激することが大事なんだそうです。
(しかし五感を刺激するデザインと言っても、とても難しそう・・・。)

「UXをデザインする」とは?

では「UXをデザインする」というのはどういう事なのでしょうか?

皆さんは、アメリカのスターバックスにおける、「カスタマージャーニーマップ」をご存知でしょうか?
これはUXセミナーで必ず取り上げられるという、エクスペリエンスマップなんだそうです。

カスタマージャーニーマップ

山下さんのスライドより

マップにするとわかるように、来店時のコーヒーの香りや店内の音楽から混雑状況まで「良い点」や「不満」も含め全て体験になります。時間の流れに沿ってサービス接点をイメージ化していくことで、体験をデザインできるというワケです。

※補足→カスタマージャーニーマップについてはWEB担のこの記事がすごくわかりやすいですよ!

UIの前にUX

プロダクトやサービスを作っていくフローとして、「機能以上に価値があること」を作るには、ビジュアルデザインは構造化の後で行うことが大事なんだそうです。

良いUIがUXをもたらすとは限りません。
ユーザーの理解を助け、正しく、意図したとおりに導くためのインターフェースを設計する、そのためには「UIの前にUX」が大前提!

そのための構造化の手法として、アプリやWEBサイトにおける「レイアウトの原則」や「デザインの概念」があり、それを忠実に守って論理的に設計することが大事なんだそうです。デザイナーに限らずエンジニアにとっても非常に重要な基本原則になりそうです。

構造化の手法の詳細については、今回のセミナーのために用意してくださった山下さんののSlideshareをご覧ください♪ ↓↓

と、いうワケで、エンジニア的な視点ももちろん言及されていましたが、非エンジニアの私にとっても、UXという言葉の定義について自分の中でモヤっとしていたものがかなりクリアになり非常に勉強になりました。
UXの概念は、サービスやWebサイト・アプリを展開していく上でとても重要なんですね。

ジオメモ

ジオメモ

講座の最後には質疑応答があり、インパスさんのアプリ「ジオメモ」のUXにおけるペルソナ設定などについてお伺いしたり、受講者のリリースしたアプリのUIを実際に見て山下さん含め皆で指摘しあったり、こちらもまた凄く濃い時間でした。

UI/UXセミナー

最後は皆で記念撮影!

山下さん本当にありがとうございました!

PROsheetでは今後もこのようなエンジニアの皆さんにお役に立てるようなセミナーを開催予定です!お楽しみに♪

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