一発合格を目指して!レタリング技能検定3級の勉強方法をご紹介

出典元:ゲッティ・イメージズ・セールス・ジャパン合同会社

レタリング技能検定の中でも3級は、比較的難易度は易しいと言われている資格試験です。基本的な内容が多くなっていますが、それでも4級よりは難易度が高いので、しっかりと勉強をしないと不合格になってしまいます。実際に勉強方法で頭を抱えている方もいると思うので、今回はレタリング技能検定3級に合格するための勉強方法を紹介していきたいと思います。

レタリング技能検定3級とは?

そもそもレタリング技能検定3級とはどのような試験なのでしょうか。ここでは試験の概要について説明したいと思います。

試験の概要

レタリング技能検定3級は、基本の書体をしっかりと理解しており、その表現技術を持っているか評価するための試験となっています。基本的な内容が中心となりますが、表現技術も必要になるので、技術面も勉強をして磨かなければなりません。

レタリング技能検定3級は、どんな人が受験できるのかというと、誰でも受験が可能です。年齢や性別、経験などは全て不問となっています。興味がある方なら誰でも受験可能な試験です。

レタリング技能検定3級では、知識問題でレタリング造形理論、タイポグラフティー知識、レタリングの役割、色彩・印刷技術についての内容が出題され、実技ではロゴタイプ、タイプフェース、カリグラフィー技術、色彩表現、タイポグラフィーの指定と指示について出題されます。合格基準は、知識問題が常用漢字表に使われている明朝体の骨格をしっかりと理解しているか、基本の書体を理解しているか、国語の用字や用語に関する基礎的な知識を持っているか、レタリングに必要な道具を知っているかが評価されます。実技試験は、指定された基本の書体の文字を手本なしで正確に書くことができるか、レタリングをするための初歩的な描線技術があるかについて評価されます。これらの基準をクリアできれば、レタリング技能検定3級には合格できます。最低限出題される範囲は把握し、徹底的に勉強をするようにしましょう。

合格率

レタリング技能検定3級の合格率は平成29年度が68.2%です。

難易度

レタリング技能検定4級に比べると合格率は低くなり、多少難易度が高くなります。それでも基本的なことを理解しており、基本的な書体を正確に書くことができれば合格できるでしょう。ポイントを押さえて勉強ができれば、難なくクリアできる難易度の試験となっています。

レタリング技能検定3級取得にむけた勉強方法の紹介

レタリング技能検定3級に合格するためには、勉強方法を知ることが大切です。具体的にやっておきたい勉強について紹介したいと思います。

まずは書体を理解しよう

レタリング技能検定3級に合格するためには、明朝体など書体についてしっかりと理解しなければなりません。公式サイトで販売されている書体サンプル集などをチェックすることで、一目で書体によって異なる字面の大きさなどが分かりますし、DTP時代に必要なデザイン用語を多数収録しています。充実した勉強ができるので、参考書を活用した勉強はしっかりと行ってください。

明朝体などの骨格を正しく書けるようにする

レタリング技能検定3級に合格するためには、明朝体などの骨格を正しく書けるようにしなければなりません。これに関しては練習あるのみとなりますが、公式サイトでは練習をサポートしてくれる練習帳が販売されています。練習帳があれば課題の文字をフリーハンドで書けるようになります。レタリング技能検定3級の勉強には欠かせない練習帳になるので、課題の文字の骨格を正しく書けない場合は勉強に活用してください。

レタリング技能検定試験3級合格までの勉強時間の目安

レタリング技能検定3級に合格するまでの勉強時間の目安としては、約20時間を目安にしてください。あくまでも目安になりますが、20時間ほど勉強すれば合格基準に近づくことができるでしょう。勉強の内容は人それぞれ異なりますが、基本的には参考書と問題集を使って勉強で問題ありません。基礎から文字を正しく書けるようになるまで勉強をしてください。

レタリング技能検定3級におすすめの参考書&問題集

レタリング技能検定3級に必要な参考書と問題集はそれほどたくさんありませんが、販売されています。具体的に必要な参考書と問題集をご紹介したいと思います。

書体サンプル集

先ほども紹介しましたが、書体サンプル集は実技試験にも持ち込める参考書ですし、デザイン用語なども多数収録されています。レタリング技能検定3級の勉強には欠かせない内容となっているので、参考書をお探しの方は勉強に利用してみてください。

文字骨格練習帳

レタリング技能検定3級のフリーハンドの課題をクリアするためには、骨格が正しく書けることが大切です。とにかく書き続けるしか方法はありませんが、練習帳があればなぞり書きで練習できるので、正しい書き方が身につきます。効率よく勉強ができるので、できれば購入した方がいいでしょう。

3級に合格したら、次は2級を目指そう!

レタリング技能検定3級に無事合格することができたら、次は2級の勉強も始めることをオススメします。なぜレタリング技能検定2級の挑戦を勧めるのかというと、更にスキルアップが目指せますし、合格することで周りからの評価も高くなるので、3級まで取得したら2級も挑戦した方が後悔しません。特にスキルアップを目指したい方は、レタリング技能検定2級合格に向けて勉強を始めてください。

資格を取得したら、腕試しをしてみませんか?

レタリング技能検定3級の資格を取得したら、腕試しができるサービスを探している方もいるでしょう。最近では様々なサービスが登場していますが、その中でも手軽に腕試しができるサービスがPROsheetLancersTopです。これらのサービスがあれば、案件を紹介してくれるので、自分がやりたい仕事を見つけられます。企業に勤めなくても腕試しができるので、人気の高いサービスとなっています。

まとめ

今回はレタリング技能検定3級に合格するための勉強方法について紹介しましたが、合格するためには基本的なことと、課題の文字の骨格をしっかりと書けるようになれば問題ありません。これらの内容をしっかりと勉強してレタリング技能検定3級に挑みましょう。