柴佳織さんインタビュー
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予算もリソースも限られたエンジニアならではのFacebook活用法とは?

「好きで活きて得意で稼ぐ」PROsheetブログ担当のたぐちです。

本日は、「Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する<コレだけ! >技)
」を先日上梓され、活躍の幅を広げていらっしゃるソーシャルメディアコンサルタントの柴佳織さんのインタビューをお届けします。
ご自身もフリーランスとして活動されている柴さん。起業・独立されたエンジニアのためのFacebook活用やフリーランスで活動するためのセルフマネジメントの方法などをお伺いしました。

ソーシャルメディアにおける対顧客コミュニケーションは小手先だけでは誤魔化せない

__まずはじめに柴さんのご経歴と、またどうしてFacebookに関わろうと思ったのか、簡単に教えていだけますか?

前職は会社員としてアクセス解析を4年余りやっていました。アクセス解析で改善提案をしたものに対して、自分でディレクションやワイヤーフレーム作成まで行ったり、リスティング広告の解析から代理店への指示だしもひと通りやっていましたね。

会社員をしていたのは2年以上前で、その頃、ソーシャルメディアは流行ってはいましたが、今ほど一般化していない状態でした。ソーシャルメディアにおける企業対顧客の関係性は、海外や国内の事例を見ると、より人間同士のコミュニケーションに近いなと思ったんですね。従来の顧客対企業のWebコミュニケーションって、少し上から目線というか、強引さがあったりとか。一言で言うと会っていきなり「買ってね」って言うような、如何にコンバージョンに誘導していくかという事が全ての世界が中心でした。それはそれで数値からユーザーの動きを考えるのが凄く楽しかったんです。

一方、Facebookを中心としたソーシャルメディアには、まずは企業側から価値のある情報をプレゼントしているように見えました。その信頼関係を築いていく姿勢が、従来のやり方とは違って斬新で面白いなと考えたのです。
これからは裸で勝負というか、小手先だけでごまかせなくなる。本当に顧客と向き合っている企業が強い、という本質を照らしていると感じてFacebookに惹かれていきました。

__フリーになったキッカケは?

Facebookページの事例をずーっとブログで書いていたんですね。ちゃんとデータを見てどんなものが良いのか分析と振り返りと改善提案をするという部分がアクセス解析と似てる部分があって興味があったんですよ。
当時はまだノウハウも確立していなかったので、Facebookページの分析をやりたいなと思っていたときに、そういうのをやっていくよって話を(グループライズ代表の)斎藤さんから聞いた時に、面白そう、やってみようと思ったのと、そのタイミングで、アクセス解析や記事を書く仕事の依頼お話もいただいていたので、それであれば独立もありなのかなと。
やりたい事があった事とタイミングがあったという事ですね。

Facebook国内事例集

柴さんが運営するFacebook国内事例集。Facebookページ運用のヒントが盛りだくさん♪

エンジニアにとってのFacebook活用方法とは?

__起業・独立されたエンジニアにとってFacebookを活用するメリットととしてはどんな事が挙げられますか?

Facebookでは2つの活用の仕方があり、一つはFacebookページともう一つはFacebook広告です。
Facebookページの運営可否については、リソースと優先順位によります。起業して何人かの体制に成長された段階で始められるのならいいのですが、一人でやっている方にとっては、運営は手間がかかって大変だと思います。
はじめのうちは、どちらかというと企業やブランドのFacebookページ運用よりも、個人としてルールを守って発信して、味方や応援して貰う人を増やしていく事が大事かもしれません。また、独立・起業されて自分の立場が変わってFacebookで自己発信をしていく方は、ネガティブな想いとか仕事の愚痴などはあまり書かない方が良いですね。一旦見なおしたほうがいいと思います。

__エンジニアが柴さんの本を参考にするとすれば、どういうところに注目して読んで貰いたいですか?

(機能的なところは、すぐに習得・操作できると思うので)どこを見ればいいかというと、基本的な概念、どういう場なのか、どういう風にコンテンツ設計していけばいいのか、というところと、事例紹介のページを読んで頂きたいなと思います。やっぱりFacebookページの運用には概念が大事で、今でこそコンテンツマーケティングとかソーシャルメディアマーケティングといった従来の広告やコミュニケーションとは違うという事が浸透してきたとは言え、一方的なコミュニケーションをとってしまったり、(他の)広告と同じ感覚でやり始めてしまう方が多いんですね。そもそもFacebookは友達とやり取りしていく場であって、そこに企業が入っていくにはどういう姿勢であるべきか、Webサイトとの役割の違いなど、そういった概念を理解して頂く事が必要だと思います。で、それを理解して頂くために、Tipsも掲載しておりますし、実際の投稿事例を見て頂いて実感していただければ投稿のアイデアも出てくると思います。

仕事は常に前倒し

__柴さんご自身もフリーランスで活動されていますが、スケジュール管理やセルフマネジメント方法などを参考までにお聞かせ頂けますか?

基本的には前倒しです(笑)実際の締め切りより前の段階に自分の締め切りを設定しています。何故かというと、私は徹夜で何かをやると効率が悪くなる ので、本当にしないんですよ。自分のコンディション、頭の回転が良い状態を保つ為にはやっぱりバタバタさせない、徹夜をしない。またイレギュラーな事があった場合も、前倒しにスケジュールを組んでいる事で、間に合う事もあるし落ち着いて仕事が出来るというのもあります。

やっぱり一人でやってると責任を取る人間が自分しかいないぶん、不安も大きいのですよね。

あと、本を書いていて思ったのが、受験勉強みたいな感じで、1日何ページって割り振って決めるんですよ、それを必ずやる。逆に言うと、それ以上はやらない。あと「今日は余裕があるから」とそれ以上やってしまうと次の日に「昨日やったからいっか」ってなるんですよ。今日4ページって割り振ったら今日は4ページしかやらない、他の仕事もそういう風にやっていくと計画通り進みます。

__仕事はどのように得ていらっしゃいますか?

基本的には紹介が多いですね。もちろん目の前の仕事をちゃんとこなす、というのが大前提なんですけど、困った時に思い出して貰えるように、地道な「私はこれをやっています」というアピールが大事だと思うんですよ。それを強化しているのはたぶん記事を書いているからで、それを見た方からも「柴はこれをやっているんだ」って紐づくんだと思うんですよ。
あと、思い出してくれるためにも、接触頻度を多くするためにイベントにも顔を出すことが必要だと思います。同じようなWeb関連のプロモーションの仕事をしていても一人一人得意分野が違ったりするので、仕事の紹介が発生するという事もあります。エンジニアさんも同じくスキルや言語など得意分野が違ったりすると思うので、発注元じゃない人が集まる場所だったとしても、やはり出会いの場にはなるべく行ったほうがいいですね。手一杯で受ける事の出来ない仕事を他の人に振ったり、また逆に振ってもらったりする事もありますし。

__最後にPROsheetについて一言お願いします。

柴佳織さん

フリーランスの味方のようなサービスだと思っています。自分がフリーランスになってから、契約とか見積もりとか結構躓いたりしてるんですよ、過去に。仕事は得意分野ですけど、見積もりとか契約書については、どこを見れば良いのかとかド素人じゃないですか。なので、やっぱり戸惑ったり、あの時こう書くべきだったとか色々後悔したんですね。失敗を経験することももちろん大事なんですけど、自分が慣れない分、やはり時間がかかっちゃうんですよ。契約書についても「言おうか言うまいか」って悩んだり、交渉に凄く時間がかかるので、それをやってくださるのは凄く有難いなと思います。

また現在フリーランスとか個人で仕事をする方が増えている状況で、自分が素人な部分を支援して頂いた上に仕事も紹介して頂けるのはフリーランス・独立された方にとっては、必要なライフラインからステップアップまで幅広く活躍を後押ししてくださる事でもあるので、社会的にも大きな意味・意義があるサービスだと思っています。

インタビューは以上です。ご協力頂きありがとうございました!
柴さんにお仕事の依頼をしたい方は柴さんの個人アカウントより直接お問い合わせください♪

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たぐちゆうき

たぐちゆうき

PROsheet ブログのメインライター。 エンジニアの皆さんの「好きで活きて得意で稼ぐ」を応援します!

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